無風日記

無からうまれた無太郎の無風な日々

名付け

名付けというものは難しいものだなぁ、という話。

さりげなくブログタイトルを変えてみた。読者の方はいらっしゃらないと思うのでどうでもいい事ではありますが。

で、本題。今までは無太郎の日記、と適当なタイトルだったわけだが、名前がそのまま入っているのが今ひとつに思えたので、いっちょ気の利いたタイトルにしてやるか、と思い立った。しかし、気の利いた、とは何か。わからん。ということで、古典の日記文学とか書物の名前を参考にしてみようとするも、よい案は浮かばず。なので、〜日記とすることにして、前半は語呂よくて、かつ何となく名前と繋がりを感じるような言葉、と考えて無風にした。本当にしょうもない日記なので、大したことも起こらず無風な日々ということで悪くないのではなかろうか。

と、悩んだ割になんだか掴みどころもないようなタイトルになってしまい、名付けとは難しい、自分にはセンスがないなぁ、と思いつつ、我が子に名前をつけた時のことを思い出していた。

名は体を表すというからには良い名前にしたい。しかし名前負けしては辛かろう。風情のある名前が良い。いや、格好つけ過ぎだ。呼びやすくて親しみの湧く名にしよう。この漢字を使いたい。男女どちらでも馴染むのがいいのでは。

色々意見が出て、半年ほど毎日ああでもないこうでもないと夫婦で話した。性別がわかって、3Dエコーで顔立ちがなんとなく見えてからは、ある程度絞り込んだが、一向に最終案にまとまらなかった。しかし、ある時次々に列挙する中で、ポロッと出た案がとても呼びやすくて親しみの湧く名前で、一つまた一つと浮かんでは消える案の中で最後まで生き残った。なんだかペンギンっぽいイメージの名前だからマスコットはペンギンにしよう、なんて言いながら。

最終的には凝った名前ではなく、親しみやすさをとったわけだが、数々の候補の中でたまたま生まれた偶然の賜物のようなものである。狙っても中々ピタッとはまる名をつけるのは難しいのだ。

ちなみに我が子のマスコットは顔の丸みから結局くまさんになりましたとさ。