無風日記

無からうまれた無太郎の無風な日々

'14冬 (film 0003)

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フィルム整理ついでに思い出語り。

'14年の冬ごろの写真です。この頃は実家からCONTAX 139quartz + Planar 50mmが出てきたのでそれで遊んでいた。とはいえ写真を始めたばかりで何を撮ったらいいかわからず、手近なものばかり撮っていた。(なお、現在もわからないままだ。)

上の写真は名古屋の伏見にあったコーヒースタンド。街に出かけた時にはいつも飲みに行っていた。この時は職場を連れて行っておすすめしたのだった。

 

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こちらは、当時習っていたカルチャーセンターの茶道教室でお茶会(もちろんお茶を点てる側です)をやった後、遊びに来てくれた友人と行った寿司屋。初めての茶会に、わざわざ券を買って遊びに来てくれたのは嬉しかったし、酒を呑んで寿司を食べたのも楽しかった。また集まって呑みたいものだ。

こうしてみると、今ほとんど友人はいないがその時々で友人知人には良くしてもらっていた。自分は淡白というか付き合いを続けるのが億劫になってしまうので、職場が変わったり引っ越したりして連絡もしていない。すっかり不義理をしているなぁ。

反省しつつも、なんでこんなに人との付き合いを継続するのが苦手なのかと考える。そもそもこちらから連絡するのが苦手だ。相手が鬱陶しくないかな、不愉快じゃないかな、とか、何を話題にするべきなのか、とか色々考えてしまう。端的にいうと、心の奥で、嫌われたらどうしよう、と思っているんだろうな… いまさら簡単には変われないけど何とかならんかなぁ

あの頃を思い出す

撮りためた写真を整理している。

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下手の横好きだけど、古いフィルムカメラで撮っては独りで喜んでいるのだ。しかし以前の写真はちゃんと整理されてないし、フィルムだと目当てを探すのも一苦労。ということで、長らく欲しいと思っていたスキャナEPSON GT-X830をついに導入した。使い始めたばかりで使いこなせてもいないけど、取り込んだ写真を早速活用してみようと思う。

 

自分で撮ったもので一番古いのは2014年頃で、8年以上前。父が死んでから、供養みたいな気持ちで形見のカメラで撮りはじめた。これは確かその頃、年末に職場の友人たちとジンギスカンを食べに行った時のものだ。f:id:Mutarou:20230211023006j:image

あの頃は名古屋に住んでいて、今とは違う会社で働いていた。それから結婚、2度の転職、子の誕生などもあったし、母や長兄がこの世を去ったりした。振り返ってみると色んなことがあって、色んなことが変わってしまった。今は名古屋を離れて、友人たちとも疎遠になってしまった。しみじみとした気持ちになる。

ちなみにこの時使っていたのは父の遺したカメラのうちの一つCONTAX N1だったはず。大柄な図体に大口径のレンズ、もっさり気味のAFなど、とあんまり使いやすくはないけど迫力は満点。見た目でハッタリを効かせたい人にはおすすめです(?)

舶来の筆記用具(2)

先日新調した仕事用ボールペン(こちら→舶来の筆記用具 - 無風日記)をいじっていて、ふと、抽斗の奥にしまい込んだ古いペンのことを思い出した。もったいないので活用してみよう。

一つ目はこれまたパーカーのベクター ローラーボール。もう廃盤らしいですが、メルカリなどではノベルティ版や限定デザイン(?)などバリエーションが色々出回っていて、お手頃価格の普及品のようです。昔実家にもあった気がしますが、これは以前の職場でもらってきたもの。これにも何やら会社のロゴが入っています(どうやらシールとかパッキンの会社っぽい)。書庫を整理しているときに棚に放置されていたのを救出してきたのです。長らく忘れ去られていたらしく埃をかぶってました。持ち帰って、ダメになったリフィルを交換したまではよかった。しかしF(細字)を選んだせいか、書きづらかったのでまたまた放置してしまっていたのでした。

なので、リフィルの書き味をなんとかしたい。できれば国産の手に入りやすいリフィルを使えるようにしたいと思い、色々調べてみる。しかし、今やあんまり人気ないのか、代替リフィルとか改造リフィルとかの情報がほぼない。結局純正リフィルを使ってる人も多い。試しに手持ちのボールペンのリフィルとか突っ込んでみるも、上手く合いそうにない。ペン先近くの形状が独特なので、ペン先の突き出し量はなんとかなっても、周囲の支えがなくなってグラグラしてしまう。ここにいい感じのスペーサーを入れれば良さそうだか、かなり微妙な形状を作る必要がありそう。

結局、めんどくさそう、という結論に至り、純正リフィルを注文することにしました。細字は引っかかるので、今度は中字を試すことにしました。これでダメなら、また死蔵することになるんやろなぁ…

ナメていました…

昨日は、高島市ブルーインパルスが飛ぶというので、子に見せてあげようとお出かけ。しかし、近付くにつれて混雑してきて、ナビの到着予定がどんどん遅くなっていく。果ては渋滞で全然進まなくなってしまった。ついに飛行展示開始時間になってしまったが、飛行エリアは遥か彼方…。

一瞬だけ、エリアに侵入するのがちょっと見えたので、子に「飛んでるよ!」と指し示すも、遠過ぎて「どこ?」とよくわからなかったらしい…

何時間も渋滞に巻き込まれて車に乗りっぱなし、挙句に子は車酔いで気持ち悪くなってしまったりして、いいことなし。かわいそうなことをしてしまった。

ちょっとブルーインパルスの人気をナメ過ぎていたのかもしれません。もし次の機会があるなら、あと2時間は早く出よう、と反省したのでした…

舶来の筆記用具

先日、仕事に使うボールペンを新調した。

芯は手軽に書けて滑らか、手持ちのボールペンと互換性あり、という点からジェットストリームのパーカー互換タイプ(G2)を使っている。

なので、パーカー互換タイプで、高すぎず、ちょっとおしゃれなものを、と色々探した結果、パーカーのジョッター、ステンレスGTをAmazonで発見。価格もちょうどいいし、塗装剥がれもなく傷もそれほど気にならない、ステンレスにゴールドのクリップでちょっとレトロなのもいい。ほー、いいじゃないか。こういうのでいいんだよ、と早速注文。これが7月半ば。

さーて、いつ届くかな、と確認すると、7月下旬から8月上旬にお届け、となっている。やけに遅いな、と思ったらなんとインドからの発送。どうりで時間かかるわけです。まぁ、国内でラインナップされてないので当然か。

というわけでつい先日、遠路はるばるやってきたジョッター。なかなか良い感じです。実は昔父が使っていた古いジョッターがもう一つ家にあるんですが、それと比べるややコスト削減された感じがあるものの、機能的な面、使用感では特に遜色なさそう。古いものはちょっと軸が細くて長い?、新しいものは太めで(それでも一般的なボールペンの中では細めかな)少しぐんずりした形状。このあたりは好みの問題でしょうな。

ちなみ、これまで使っていたのはrotring Tikky IIのボールペン。学生時代にたまたまコンビニで買ったもの。いまでは擦れて赤い輪も消えてしまったけど、使う分には問題ない。ただ気分を変えたかったので新しいペンを買ったけど、まだ引き続き活躍してもらおうと思います。

【読書記録】世界屠畜紀行 THE WORLD’S SLAUGHTERHOUSE TOUR (角川文庫) 内澤旬子

常の如くうすーい感想。

世界の屠畜場、屠畜事情を取材したルポ。ちょっと著者の「屠畜を自身のことと受け入れ、愛するワタクシ」みたいな優越感みたいなのが鼻につくこともありますが、興味深く読みました。

屠畜、食肉処理に対する差別意識のあり様を課題として、世界各地の事情を垣間見ることができます。屠畜とは、生命をただ無闇に奪うのではなく、生かす/活かすこと、という点にはなるほどと思わされる。自分たちは日々の暮らしで肉を食べているにも関わらず、屠畜の現場に触れることはない。もっと家畜を哀れむべし、屠畜する人々を有り難がるべし、とまでは思わないが、我々の血肉になる生命と、それに携わる人々を尊重するべきとは思う。

ちょっと話はずれるけれど、私は「死」というものを畏れている。身内の葬式でも遺体にほとんど触れることはできなかった。触れてあげたいという愛情を上回るほどの畏れ。小動物や虫の死でもなかなか恐ろしいと感じ慄いてしまう。子ども時分に残酷にも虫を殺してしまった時、その瞬間恐ろしくなって固まってしまった思い出もある。釣った魚から流れる血を見て逃げ出してしまったこともある。そんな私からすると、屠畜に関わる人々というのはすごいなあ、と単純に感心してしまう。直前まで生きていた家畜が自らの手で食肉なっていく、それを想像するだけで体がすくんでしまうくらいなので、ちゃんとプロとして尊重されてほしいなぁと思う。

https://a.r10.to/h63lEe

日々の徒然20220801

妻が職場でお菓子をもらってきた。お茶屋さんが作る饅頭で、ほうじ茶餡入りと普通の小豆餡入り。妻と子は小豆餡を、僕はほうじ茶餡を頂いた。僕がかじった饅頭を見て子がひとこと、

「う○こみたいだねぇ!」

確かに色味は似てるけども…

子どもというのはいつからう○こが好きになってしまうのでしょう。いつまでう○こが好きなのでしょう。

(一生かわらないんやろうなぁ←実体験)