無風日記

無からうまれた無太郎の無風な日々

読書

【読書日記】殴り合う貴族たち(角川ソフィア文庫)繁田信一

うすーい感想です。 知られざる平安貴族の暴力性。近ごろは平安末期以降の武士たちの文化、というか、闘争に明け暮れ日常的に殺し合っていた姿が紹介されるのをよく目にするので、そちらは暴力的なイメージを持っていたが、意外にも貴族まで野蛮であったとは…

【読書日記】風姿花伝(講談社学術文庫)

うすーい感想です。 最近ちょっと能に興味があるので、積んであった風姿花伝を手に取りました。 幽玄の美を追求し、能を完成させた世阿弥の秘伝書。そんなイメージだったので、とっつき難い、難解な書物だと思っていましたが、思いのほか具体的でわかりやす…

【読書日記】茶湯一会集・閑夜茶話(岩波文庫)

うすーい感想です。 昔ちょっとだけ茶道習っていて、今でもまた再開したいと思っている程度にはお茶が好きなので、お勉強として読む。 とはいえ、本格的な茶事などは経験がないので、なるほど、という程の感想しか出てこない。ただ、井伊直弼の政治家ではな…

【読書記録】食べる西洋美術史 「最後の晩餐」から読む (光文社新書)

本を一冊読み終わったので、記録として。 うすーい感想です。 西洋美術を描かれた食の観点から紹介する本です。 東洋とは異なり、西洋では食事や食材の絵が多く見られる点や、宗教的な意味が込められていることなど、これまであまり意識していなかった部分に…